LINEスタンプは売れない?失敗作だと思った配達員スタンプが売れた話。

LINEスタンプが売れた 副業

以前、自分で作ったデジタル商品が売れたら面白そうだな、くらいの軽い気持ちで、フードデリバリー配達員向けのLINEスタンプを作った。

そして先日、そのスタンプが1個売れていることが判明した。

分配額は40円。

マジか……!

本当に売れることあるんだ。

配達員向けなら、何か作れそうな気がした

LINEスタンプの題材にしたのは、普段やっているフードデリバリーだ。

配達員が使いそうな言葉なら、多少は思いつく。

それに、LINEスタンプなら購入者と直接やり取りする必要もない。

ひとりで作って、登録して、あとは売れるのを待つだけ。

コミュニケーションがあまり得意ではない自分にとっては、なかなか都合のいい副業に見えた。

この時点では。

GeminiとCursorが全然言うことを聞かない

画像はGeminiで作った。

AIに指示を出せば、それっぽいイラストがすぐ完成するだろう。

始める前は、そんなイメージだった。

実際には、なかなか思ったとおりの画像が出ない。

表情が違う。

持っている物が違う。

文字がおかしい。

直してもらうと、今度は別のところがおかしくなる。

ようやく使えそうな画像ができたと思ったら、次は背景の透過作業だ。

透過にはCursorを使った。

これも簡単にはいかなかった。

背景が少し残る。

必要な部分まで消える。

きれいになったと思って確認すると、謎の白い線が残っている。

直す。確認する。また直す。

そんなことを何時間か繰り返し、ようやくLINEスタンプらしきものが完成した。

「AIを使えば一瞬で完成」なんてのは幻想だった。

AIを使えば簡単に終わると思っていた。実際は、GeminiとCursorを相手に数時間格闘した。

完成した。いや、これは売れないだろ

審査も通り、なんとか無事に販売が始まった。

ここまでは少し達成感があった。

しかし、販売ページに並んだスタンプをあらためて見ると、急に粗いところばかりが気になってくる。

  • 透過が雑
  • デザインに統一感がない
  • よく見ると、いろいろ気になる

これは失敗作だな。

たぶん、買う人はいないだろう。

数時間かけて作ったわりに、自分の中での評価はかなり低いままだった。

そのうち、作ったこと自体を忘れていた。

LINEスタンプ
当時作った、フードデリバリー配達員向けのLINEスタンプ。

LINEから通知。マジか、売れてる

ある日、LINE Creators Marketから通知が来た。

管理画面を開いてみると、分配額が表示されていた。

40円。

一瞬、何の数字か分からなかった。

売れてる……!

知り合いが買ったわけではない。

だって、恥ずかしくて誰にも言っていなかったから……。

知らない誰かが、自分の作ったスタンプを選んで購入してくれたようだ。

うれしいことは、うれしい。

でも同時に、少し申し訳ない。

こんな出来で大丈夫だったのだろうか。

透過の雑な部分に気づいていないだろうか。

そんなことも考えたが、買ってくれた人がいることは、やっぱりうれしかった。

分配額は40円
LINE Creators Marketから届いた通知。分配額は40円だった。

数時間かけて、収益40円

今回の分配額は40円だった。

制作時間ははっきり覚えていないが、4〜5時間はかかっている。

つまり、時給換算すると10円以下。

フードデリバリーでバイクにまたがって配達していたほうが、比べものにならないくらい稼げる。

副業として効率がいいかと聞かれれば、かなり悪い。

むしろ、ほぼ趣味だ。

それでも、自分で作ったデジタル商品から初めて発生した収益だった。

金額は40円だが、満足感は少しあった。

自分が作ったものでも、一応売れることがあるんだな。

そんな小さな発見だった。

しかも、40円は出金できない

ここで終われば、ささやかな成功談だった。

しかし、LINEスタンプの分配額は、1000円を超えないと送金申請できない。

現在の残高は40円。

送金申請まで、あと961円必要だ。

つまり、今のところ手元に入ったお金は0円。

管理画面の中に、40円が表示されているだけである。

数時間かけて作ったLINEスタンプ。

初めての売上。

分配額40円。

出金まであと961円。

管理画面を眺めながら、

先は長いな……。

と思った。

次のスタンプを作るかは、まだ決めていない。

ただ、失敗作だと思っていたものが本当に1個売れた。

少なくとも、完全な失敗ではなかったようだ。

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