雨の日のUber Eatsは稼げる。でも危険と等価交換。バイク配達員が荒天で迷うこと

荒天は稼げる でも危険と等価交換 フードデリバリー

荒天が続くとUber Eatsに出られない

最近、雨や風の強い日が続いていて、稼働を控える日がある。

今は水戸で、Honda Dio110に乗ってUber Eatsなどの配達をしている。フードデリバリーが主な収入なので、数日休めばそのぶん収入も減る。休んだ日の給料が出るわけではない。

好きな日に働けるのはありがたい。でも、晴れていても風が強ければ出られないことがある。自分の予定より、天気の都合が強い。

雨の日は稼ぎやすいこともあるけれど

自分の感覚でも、雨の日は普段より鳴りがよかったり、単価が上がったりすることはある。雨クエが出る場合もある。

外出を控えて注文する人が増え、雨を嫌って休む配達員がいれば、稼働する人に案件が回りやすくなるのだろう。

ただ、雨なら必ず稼げるわけでもない。地域や時間帯、雨の強さ、配達員の数、クエストの条件で変わる。過去にも、小雨なのに単価は普段と変わらず、リスクを取ってまで走る気にならなかったこともあった。

水戸では、東京や川崎にいた頃より車で配達している人をよく見かける。雨でも車の人が残るなら、自転車やバイクが減っても、大都市ほど極端な配達員不足にはならないのかもしれない。

稼げるぶん、危険とも等価交換

雨の日に稼ぎやすくなる背景には、その天候では走りたくない人がいる、という面もあると思う。

そう考えると、荒天時の高単価は、ある意味では危険と等価交換なのかもしれない。

例えば、普段より数千円多く稼げるとしても、転倒してバイクを壊したり、ケガで長く働けなくなったりすれば、その上振れでは済まない。

気になるのは、その上振れが、自分の取るリスクに見合っているのかということだ。数千円は欲しい。欲しいからこそ、判断が甘くなりそうで困る。

自分は風速7m/sあたりから慎重になる

Dio110で走ってきた感覚では、風速7m/sを超えてくると、自分はかなり警戒する。これは公的な安全基準ではなく、自分の体感だ。

7m/sなら安全、8m/sなら中止、と線を引いているわけでもない。平均風速と瞬間風速、風向き、雨の強さ、路面の状態を合わせて考えている。

橋の上や開けた道、大型車の横、信号待ち。数字だけでは分からない不安がある。

先日も風速約10m/sの日に稼働した。鳴りも単価も悪くなかったが、横風でバイクが不安定になり、1時間で切り上げた。もう少しやりたい気持ちはあった。それでも帰った。

雨と強風が重なると、さらに怖い

雨だけでも視界が悪くなるし、白線やマンホールで滑るのが怖い。JAFの二輪車テストでも、濡れた路面では乾いた路面より制動距離が長くなっていた。

そこでさらに横風や突風を受ける。滑らないか、止まれるかを気にしながら、風にも構えないといけない。自分には、雨と強風が重なる状況はかなり怖い。

荒天で走るなら、保険や労災も確認したい

荒天で稼ぐなら、事故のあとの備えも一度確認しておきたい。

任意保険が配達業務中も対象になるのか、自分のケガやバイクの損害がどこまで補償されるのか。Uberの補償も含めて、内容を見ておきたい。

また、フードデリバリー配達員でも労災保険に特別加入できる制度がある。

数千円を取りに荒天の中を走るなら、事故が起きたときのことまで含めて考えておきたい。

鳴っていても出ない日があっていい

雨クエが出ている。単価も鳴りも良さそう。

それでも、危険だと思ったら出ない。走り始めてから帰る判断もある。

稼げる日を逃すのは惜しい。休めば売上はゼロなので、すっきり割り切れるわけでもない。

それでも、事故で長く稼働できなくなるよりはいい。働く時間を選べるのと同じように、危険な日に出ない自由も、この仕事のメリットだと思っている。

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